カオルイの自由きままなブログ

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短編 闇の炎を包み込む氷

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サナカは心を閉ざしていた…

母親が亡くなり、そして、

炎の魔女 スルディアと契約する事によって

彼女は闇に呑まれかけていた…

スルディア

「フフフ…いよいよ、この者を取り込んで若さを手に入れるのを待ち望んでいた…」

サナカ「……」

彼女は今、スルディアと一つになろうとしていた…

リーズ「そうはさせない!」

マヨリ「お姉ちゃんは渡さない!」

スルディア「小賢しい…妾の邪魔をするな…!」

サユキ「マヨリちゃん、私も戦うよ!」

ソニア「ボクだって!!」

アミカ「あれが炎の魔女…何て禍々しいの…?」

リーズ「いいかい、みんな。スルディアをただ倒すのでは無い。」

「僕がアイツからサナカを引き離すから援護してくれ。」

マヨリ「うん、分かった。」

サユキ「兄さん、気を付けてね。」

スルディア「こうなれば、貴様らを灰にしてやろう…」

ソニア「そうはいくか!!」

アミカ「あたし達の力、甘く見ないで!!」

ソニアは天使に覚醒、アミカはアメジストアーミーに武装した!!

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

スルディアにダメージを与えた!

スルディア「ほぉ…やるではないか。」

マヨリ「リーズさん!早くお姉ちゃんを!!」

リーズ「ああ!」

スルディア「そうはさせるか…!」

スルディアの黒い炎が襲いかかる!!

サユキ「兄さんに指一本触れさせない…!」

サユキが攻撃を防いだ!

リーズ「サナカ!!」

サナカ「…リーズ。」

リーズはサナカを説得する事に!

リーズ「サナカ、君は優しい人だ。だから、魔女の力を捨ててくれ。」

サナカ「いや、捨てない。私は理不尽な世の中を燃やす為にやらなければならない…」

リーズ「確かにそうだけど、僕が知っている君はそんな事をしない!」

サナカ「リーズ…私は…私は…!」

リーズ「大丈夫、君は僕が幸せにする。」

「だから、結婚しよう…」

サナカ「うん、喜んで…」

サナカは涙を流しながら微笑んだ。

そして…

スルディア「何!?サナカの心が開きだしたのか…!?」

マヨリ「行くよ!みんな!!」

サユキ「うん!」ソニア「これで…」

アミカ「終わりよ!!」

スルディア「くっ、馬鹿な…こんな童子ごときに…」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

スルディアは消滅した…

マヨリ「ふぅ、終わった…」

サユキ「で、兄さんとサナカさんは!?」

リーズ「それなら大丈夫、サナカも無事だ。」

サナカ「マヨリ、それにみんな、お陰で目が覚めたわ。」

マヨリ「お姉ちゃん!!」

マヨリはサナカに抱きついた。

サナカ「マヨリ、迷惑かけてゴメンね。」

ソニア「二人が無事で良かったね!」

そして、リーズとサナカは結ばれ結婚した。

半年後…

サナカ「お腹の中の子もすくすく育ってきたね。」

リーズ「ああ、新しい命が産まれるんだな。」

マヨリ「うん、お姉ちゃんのお腹から赤ちゃんの鼓動が聞こえるよ…」

サユキ「男の子か女の子、どちらが産まれるのか楽しみだね。」

そして、数ヶ月後

サナカは無事に第一子を出産した。

女の子が産まれ、名前はルイスと名付けた。

あれから数年が経ち…

ルイス「お父さん、お母さん、こっちこっち!!」

サナカ「はいはい、慌てないの。」

リーズ「まぁ、この子が元気なのが何よりも嬉しいね。」

サナカとリーズの短編はここまで。

最後まで閲覧、ありがとうございました。